2023年12月テーマ
色から見る栄養バランス/
赤い野菜(ビーツ、パプリカほか)
色から見る栄養バランス
「栄養バランスの良い食事を食事をしましょう」と、よく言われています。
そもそも”栄養”には、主に5つの栄養素があります。エネルギーや身体を作る「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」(三大栄養素)。そして、体の調子を整えたり、三大栄養素の分解や合成を助ける「ビタミン」「ミネラル」です。これら5つをあわせて「五大栄養素」と言います。ほかにも私たちの体には、水や食物繊維が欠かせませんし、色素などのフィトケミカルなども近年注目を浴びています。
こういった栄養素を1つだけに偏って摂るのではなく、さまざまな栄養素を組み合わせてバランスよく食べることが大切です。
赤い野菜(ビーツ、パプリカほか)
「栄養バランス」を整えるために、栄養素の一つ一つを覚えて考えるのは大変です。しかし、栄養バランスを整える簡単な方法があります。それが『色』です!
和食にも、“料理の5色”「青黄赤白黒(読み:しょう おう しゃく びゃっ こく)」というものがあり、見た目でこの5色を揃えると、盛り付けが綺麗でおいしそうに見えると言われます(※青は緑のこと) また、いろんな色を食卓に揃えることで=様々な食材を取り入れることで、栄養バランスも整いやすいと言われています。
そこで今回注目するのは「赤」!様々な赤い野菜を、その色素から深堀していきます。ビーツや赤パプリカなどの赤い野菜の使い方を知り、クリスマスや年末年始の食卓を、華やかで美味しく、そして栄養バランスも整えていきましょう!